丸眼鏡使い続けて早一年【アヤメ　ayame 】

デザイナーである今泉悠さんが立ち上げた日本の新鋭ブランド。

ブランドのテーマに温故知新と掲げ、古き良きものからインスピレーションを得て新しい製品を生み出している。

また、ドメスティックブランドだけあって、しっかりとした作りかつ細部まで手の込んだデザインの眼鏡が多い。眼鏡、サングラス共に個性的なデザインが多い印象。

値段は３〜５万くらいのものが多い。

アヤメの丸眼鏡を購入して一年と半年が経過した。

それは、本来の購入するつもりだったOliverpeoplesの眼鏡が絶望的に似合わなかったからだ。

そう、Oliver peoplesの眼鏡が私の顔を拒絶していた。何度付け直しても、馴染むことはなかった。

私は、話しかけてくるショップ店員が嫌いだ。

ゆっくりと自分の感性に任せ、自分の頭で様々な検討をする時間が好きなのだ。

そんな私ではあるが。勇気を振り絞って都市部の百貨店に赴き、執拗に話しかけてくる店員の目をかいくぐりオリバーピープルズのメガネを手に取った。しかし、その粋なシャレオツ眼鏡は自分の顔には絶望的に似合わなかったのだ。

"オリバーピープルズの眼鏡が似合わない"じゃあ、片っ端から丸眼鏡を試着してみよう。何度も鏡と向き合いついにしっくりくるものを見つけた。

日本の伝統的製法である七宝焼きでつくられた繊細なフレームには、随所にこだわりが見受けられるsippou 。フレームに印字された金色の文字は最初購入予定であったオリバーピープルズに似たものを感じる。滅茶滅茶カッコいい！！

さらにべっ甲が高級感を演出し、黒縁と比較すると顔馴染みしやすく感じる。

三角の入れ物を一度あければ、紫色に金色の文字が煌びやかに主張している。

のび太くん

ハリポッターと友人には言われる。

誰もジョンレノンとは言わない。これがオリバーピープルズとayameの差なのだろうか？いや、きっとそうに違いない。

丸眼鏡＝のび太くん＝ハリポッター

丸眼鏡の二大巨頭はこの2人だということは証明された。

丸眼鏡をかけた、ハッピー野郎は"のび太くん"と言っていじってやろう。

・最初は鏡に映し出された自分を見つめるとちょっぴり恥ずかしさを覚えた。茶色なフレームであっても、かなりインパクトがある。黒縁なのはもっと強調される。それでも丸眼鏡を選ぶのは人と被りにくいから。まわりの多くは一般的な黒の眼鏡を選ぶ。私はそれにマンネリ化してしまったのだ。

・丸眼鏡はレンズの厚さを薄くしやすい。視力が悪いとどうしてもレンズが厚くなりがちだが、構造上薄くなる傾向がある。

一年半ほぼ毎日使用しているが、嫌なところは全くない。強いて言うならば、ネジの緩みくらい。簡単に締めなおせるから問題はないね。気に入ったものは、とことん使いこもう！結局ファッションは自己満足だから。

ポポロのアパレル日記