さくらんぼはランクづけされ、選ばれし個体が出荷される。【ふるさと納税】
初夏の暑さに遂に負け、クーラーをつけ始める7月の夕暮れ。
一件の宅配便が到着した。キンキンに冷えた状態で届けられたのは、山形産のさくらんぼだった。最近は、フルーツ缶の中でしか、お目にかかる機会の無かったさくらんぼはとても久しぶりだった。ところで、フルーツ缶の中に入っているさくらんぼはなんであんなに不味いんだろうね?甘くないし、タネも邪魔だし。
ふるさと納税の返礼品として届いたさくらんぼは、どうやら山形県から産地直送らしい。自然豊かな大自然で成熟した真っ赤な果実は、さぞかし美味しいのだろう。無知な僕には、箱の側面に書いてある文字を理解できなかった。
佐藤さんが開発した品種のさくらんぼで、極めて優秀な大きな果実という証明の証なのであろうか?
ツイッターで一時期話題になっていたのは、『冷蔵されずに配達されたさくらんぼがカビまみれだった。』そんなツイートがタイムラインを賑わせていた。そのツイートに便乗し、僕も一通りの確認を済ませたが、全てのさくらんぼは良好な状態だったとともに少し安心した。
さくらんぼの品種
さくらんぼの品種は、日本の中では100種類。
世界では1000種類存在するらしい。中でも佐藤錦はかなりポピュラーな品種で、20世紀最高の品種と言われ、百貨店で並ぶくらい質の良い高級さくらんぼである。イチゴでいう、とちおとめ、あまおうみたいな存在。糖度が高く、実がやわらかいのが特徴。
いつまでに食べればいいの?
さくらんぼは日持ちしない食べ物である。
旬である6月〜7月は、1番さくらんぼが美味しい時期である。
そんなピーク真っ只中で収穫され、よく熟れたさらに言うと熟れすぎてしまったさくらんぼのことを”うるみ果”という。
うるみ果とは?
熟れすぎた状態で果実をうるみ果という。つまり、いつも以上に腐りやすいのが問題あのである。
6月の後半に収穫されたものは、うるみ果している可能性が高いのでさくらんぼを購入した際は、早めに食べ切りましょう。
さくらんぼの等級とは?
皮肉なことにさくらんぼにもヒエラルキーが存在し、1個体ずつ評価がなされている。着色の割合によって、4段階に選別される。
特秀→着色面積が70%以上
秀→着色面積が60%以上
丸秀→着色面積が50%以上
無等級→着色面積50%以下
サイズ は4種類!
3L→28ミリ以上
2L→25ミリ以上
L→22ミリ以上
M→18ミリ以上
横幅を紙型に当ては採寸している。手作業なので物凄い労力がかかっているなあといった印象。
まとめ
さくらんぼを選ぶときは、品種、等級やサイズを参考にして選ぼう!
旬は6月から7月。日持ちはしないので2〜3日で食べ切ろう!